懐かしい人との再会

春の連休の終わりに、懐かしいお客様が訪ねてきてくれた。

まだ私がこの弟子屈で宿を始める前、旭川で暮らしていた頃からお世話になっている、燃料店を営むKさんご夫婦である。

当時は、灯油の配送をお願いしていたご縁だけではない。
父とともに携わっていた司法書士の仕事でも、たくさんのご依頼をいただいた。
人生のひと時を、長く共有してきた方だ。

私の父は今年九十五歳。
ここ数年、認知症の進行もあり、二年前には運転免許証を返納した。

一方でKさんは、現在九十三歳。
この連休、旭川からご自身でハンドルを握り、奥様を乗せて、はるばる弟子屈までやって来てくださった。

途中、宿の近くで少し道に迷われたそうだ。
それでも、人に道を尋ねながら、一つ一つ辿り着いてくださったという。

その話を聞きながら、胸の奥が熱くなった。

年齢を重ねるということは、できなくなることが増えていくことでもある。
それでもなお、「顔を見に行こう」と思ってくださる人がいる。

遠く離れた故郷に、今も変わらず応援してくれる人がいる。

そのありがたさに、思わず涙が込み上げた。

宿という仕事を続けていると、時々こうして、人生の長い時間が再び交差する瞬間がある。

ただ泊まるだけではない。
人と人との記憶が、静かにつながり直す場所。

今年のGWは、そんなことをしみじみ感じる時間となった。

クロスカントリースキーヤー

冬になると、遠くオーストラリアから、一人のリピーターがやってきます。
2023年から数えて、今年で4年連続。しかも彼は、自分のクロスカントリースキーを飛行機に積んで持参します。

彼が最初にこの地を訪れたのは、今から8年前。
そのときは、すでに亡くなられた奥様との思い出の旅の途中でした。数ある場所のひとつとして、美留和に立ち寄ったのが始まりです。

けれども不思議なもので、年月を重ねるうちに、この場所は「通過点」ではなくなりました。
今では、「ここでクロスカントリースキーをすること」そのものが、旅の目的だと言ってくれます。

今年の冬は、ほかのゲストも含めて4人で、美留和の森を滑走しました。
静かな森の中を、雪を踏みしめる音だけを感じながら進む時間は、どこか特別です。

彼は滞在するたびに、他のゲストにクロスカントリースキーの魅力を語ります。
そして必ずこう言うのです。
「来年、一緒にやらないか?」

今年も、その話に興味を持った方が何人もいらっしゃいました。
もしかすると近い将来、「すばるクロスカントリースキー倶楽部」が本当にできてしまうかもしれません。

クロスカントリースキーは、ノルディック発祥のスキーです。
ノルウェーの話を聞いたことがあります。隣の家まで数キロ離れているような村では、このスキーが日常の移動手段として活躍しているそうです。

中には、ひと冬で300kmも滑るお婆さんがいる、という話もあるくらいです。

一見すると大変そうに思えますが、実際はその逆です。
スノーシューは一歩一歩に負荷がかかりますが、クロスカントリースキーはコツをつかめば、驚くほど省エネルギーで長距離を移動できます。

私自身も、近くの小学校で4年ほどこのスキーを教えていたことがあります。
道東には、ゲレンデスキーのような高い山は多くありませんが、その代わりに、こうしたスキーを楽しめるフィールドは無数に広がっています。

この道具があれば、冬でもゆっくりと自然の中を歩いていくことができる。
それは単なるスポーツではなく、もっと穏やかな「冬の過ごし方」なのではないかと思うのです。

いつかこの地で、クロスカントリースキーが特別なものではなく、当たり前の冬の文化として根づいていく。
そんな風景を、少しだけ思い描きながら——今日もまた、森に一本のシュプールが刻まれていきます。

サイクリングで摩周湖はいかが?

朝から暑くもない爽やかな青空が広がっていた。
これはもう走るしかない!
そうです、最近鈍りがちな身体に喝を入れるには絶好日☀️

宿から長閑な農道を走ると、まもなく牛が放牧されている牧場です。

摩周湖の外輪山にまっすぐ続く道は、爽やかなそよ風に包まれています


という事で、電動アシストではありますが、摩周湖をサイクリングしてきた宿主です🚲

体力のある方は、途中、寄り道して、森の中の道を通って帰ることも出来ます♪

宿にはレンタルバイクがあります

宿主がオススメのコースをサイクリングを楽しめることが出来ますし、

宿主がひまな時は、一緒にご案内することも可能です♪

北海道にお住まいの皆さまへ、嬉しいお知らせです。

現在、北海道にお住まいの方を対象に「どうみんおでかけプレゼントキャンペーン」が実施されています。
詳しくは下記の公式サイトをご確認ください。
👉 https://doumin-odekake.pref.hokkaido.lg.jp/

当宿「きらの宿すばる」でも、本キャンペーンの対象となる「夕朝食付きスタンダードプラン」をご用意しております。

ご利用をご希望の道民の皆さまは、お電話またはメールにて「2食付きプラン」と明記のうえご予約ください。
チェックインの際には、ご住所を確認できる書類(運転免許証・健康保険証など)をご持参いただけますようお願い申し上げます。

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

【24-25 冬雑感】

今日で2月も終わる。

全国的には「最強寒波」の言葉を耳にした冬だったかもしれないが、
北海道東部の美留和では、総じて「少雪」「暖冬」の冬であった。

昨年末は、大晦日の前日は雪が皆無で地面が露出していた。
大晦日にやっと雪が降るも、年を明けて2回目の雪が降るまでは、スノーシューで遊ぶのも憚るような少雪の日が続いた。

しかし、やっぱり「帳尻は合うもの」。1月中旬の3回目の雪は比較的どっと降り、美留和の森でスノーシューやクロカンスキーが楽しめるようになった。

今冬もゲストさんと大いに雪遊びを楽しんだ。

今日から気温も上がり、これから雪はどんどん解けていくだろう。
そろそろ二輪の手入れもしなければ・・と頭のモードを切り替える。

JR釧網本線・美留和駅を応援しています♪

釧網本線美留和駅を活性化❣️
赤字8線区にある小さな駅は戦々恐々‥
小さな駅を守ろうと‥
地元の小学生が駅舎に絵を描いたり‥
美留和愛あふれる同志がイルミネーションを飾りつけたり‥
寒い季節は座布団が置かれたり‥
春から秋は花壇にお花が‥
美留和駅は優しく乗降客をお迎えいたします🎶

【営業再開のお知らせ】

当館は、温泉施設改修工事のため臨時休業しておりましたが、

昨日、予定しておりました全ての工事が完了致しました。

この後、清掃と備品の整備等に少しお日にちを頂戴し、

下記の日に営業を再開させていただきます。

   記

【営業開始の日】令和6年12月13日

ふたつの内風呂は、両方とも青森ヒバの化粧板が張り替えられ、初々しい木の香りが心地よいです。

皆様に気持ちよくご利用いただけますよう、心からお待ち申し上げております。

2024年12月1日

きらの宿すばる 宿主

【温泉施設改修工事に伴う臨時休業のお知らせ】

きらの宿すばるは、温泉施設メンテナンス改修工事に伴い、令和6年10月28日(月)から令和6年11月下旬頃まで臨時休業させていただきます。。

改修工事の進捗により前後すると存じますが、営業開始の日がはっきりしましたらホームページ等によりお知らせいたします。

ご不便をおかけしますが、リニューアル後はまた皆様に気持ちよくご利用頂けますよう、スタッフ一同、努めてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

星空と紅葉の季節がやってきた♪

暑かった夏もすっかり通り過ぎ、気持ちの良い季節になりました。
空気も澄んでいて、星がきれいな夜が増えてきたり、色づき始めた樹々の葉を鮮やかに朝日が照らすような光景に出会う事ができます。

夜中、目が覚めてバルコニーから空を眺めると満天の星に天の川が見えたりすることも度々。早くもすばるやオリオン座に出会えたりすると嬉しくなりますね♪